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講義内容
音楽芸術基礎研究
ミュージカルという“時代のエンターテイメント”の特色と基本の全てを学びます。ミュージカルがどのように構成され、どのように創り上げられるのか、ミュージカル・シーンで活躍する人たちの仕事内容、アーティストの役割、世界のミュージカル事情などを学び、大学での4年間をどのように過ごせばいいのかの設計を行います。

音楽表現実技(ミュージカル研究T〜V)
ブロードウェイやウエストエンドのヒット・ミュージカルを題材にして、アーティストとなるための全てを学びます。まずはテキストとなる作品の研究、解釈、魅力、登場人物の個性、音楽の特色、振付の工夫などを学び、全体像を確実に把握しましょう。その後、実際にミュージカル・シーンを創り上げるためのリハーサル実習を行う。この際、ダンス、ヴォーカル、アクティングの表現にどのような違いと特徴があるのかを学ぶことが大切です。

ダンス実技
基礎的なジャズダンスのレッスンから始めて、様々なステップ、コンビネーションを学び、ミュージカルならではの表現手段としてのダンスの全てを学びます。作品と音楽と振付の意図を理解し、場面場面でなにを観客に伝えるのかを確認し、様々な作品の試作を繰り返します。ジャズの次にはタンゴ、ラテン、ロックなどのジャンルも学びます。ダンスの持つ表現力を完璧に理解すれば、作品に果てしない奥行きを与えることが出来ます。めのリハーサル実習を行う。この際、ダンス、ヴォーカル、アクティングの表現にどのような違いと特徴があるのかを学ぶことが大切です。

アクティング
台詞術と身体表現で登場人物の心理や感情を表現するアクティングは、ミュージカル表現の中でも最も重要なものです。そのため、授業構成は基本的な俳優修業から始めて、極めて次複雑で高度な表現が可能となるようなシステムになっています。そして、各自の個性を最大限に活かしながら、多彩な表現が出来るようになるエチュードが繰り返されます。

演奏実技(ヴォーカル)
クラシカルな作品からロックまで、多彩なミュージカルナンバーにどのように取り組み、歌いこなして行けばいいのかを重点的に学びます。作品の全体像を理解し、どのような意図の下に作曲・編曲・作詞がなされたのかを考え、場面ごとに、どのような歌唱法・表現が適切なのかを探りながらヴォーカルシーンを試作して行きます。

ミュージカル論
“時代のエンターテイメント”であるミュージカルの歴史、上演史、ミュージカル・シーンで活躍した才人、歴史に残る作品について総合的に学びます。ミュージカルは数多くの人たちとの共同作業によって制作されます。それと同時に、アーティストに要求されることも年々、変化し続けています。常に新しい動きを続けている世界のミュージカルがどのようなシステムから生み出されているのか、そこを学んで行きます。

ショービジネス
ショービジネスとは新しい公演システムです。観客により良質な作品を提供し、それをビジネスとして成立させるにはどうすればいいのかという問題に対する一つの答えとして考案されました。そして成功しました。それまでのシステムを根底から変えることによって、ショーの世界には大変革がもたらされました。ここでは、そのシステムの全てを学びます。ショービジネス界の実際の成功例を研究し、なぜ成功に至ったのかを様々な側面からチェックしてみます。

音楽表現実技W(ミュージカル卒業制作)
一本の作品は誰か一人の力によって創り上げられるのではなく、関係するスタッフ、キャストの総合力で創られています。そのためには、各自が自らの役割をきちんと自覚し、完璧に消化する必要があります。与えられた期間を充実させ作品を育て上げる、これが創作という作業の基本です。この公演ではアーティストとしてステージに立つことが基本ですが、クリエイティブ・スタッフとして参加することも可能となっています。


 

 

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