2025.3.21 Release  <NUAR2404>

Reflections of Nostalgia

ピアノ:榊原 未来(プロフェッショナルアーティストコース2年)

⒈ ラヴェル:前奏曲
⒉ ラヴェル:古風なメヌエット
⒊ 武満徹:雨の樹素描Ⅱ-オリヴィエ・メシアンの追憶に-

セッション・レコーディング:2024年5月25日 名古屋芸術大学 3号館ホール

レコーディング:サウンドメディア・コンポジションコース レコーディングチーム

ディレクター・エンジニア:
有安 誉樹,加藤 夕稀,庄司 陽,日比 奏妙,山本 菜緒,レッケ・デニス

マスタリング : 長江 和哉(名古屋芸術大学 教授)

アートワーク:二村 麻里名(ヴィジュアルデザインコース3年)



本作品は 48kHz/24bitのハイレゾ品質ステレオと、3D Audioフォーマットである、Dolby Atmos®️(ドルビーアトモス)で制作されています。Apple Musicでは設定によりロスレスオーディオやドルビーアトモスとして再生されます。qobuz(旧e-onkyo music)とmoraでは、48kHz/24bitのステレオの音声をダウンロードいただけます。

榊原 未来 Miku Sakakibara

愛知県立明和高校音楽科卒業。名古屋芸術大学プロフェッショナルアーティストコース全額特待生。2023,24年度山田貞夫音楽財団奨学生。第18回ショパンコンクール in Asia 全国金賞、アジア銀賞。第32回ブルクハルト国際音楽コンクール全国大会2位。第10回東京国際ピアノコンクール大学一年生部門2位(最高位)。第6回京都国際音楽コンクール大学生・一般の部銀賞。モスクワ音楽院サマースクール選抜コンサート出演。川田健太郎、今野尚美、横山幸雄、上原彩子、田村響各氏に師事。

作品について

このアルバムは、名古屋芸術大学プロフェッショナルアーティストコースで学ぶ、榊原未来の初の録音作品です。
榊原によると「このアルバムは、ラヴェルの作品と武満徹の《雨の樹素描Ⅱ》を通じて、作品が共通して持つノスタルジーと反映の世界を表現しています。雨の音色が描き出す儚さと懐かしさを感じさせる情景や、古き良き時代の優雅さを再現します。思い出と感慨を呼び起こすようなイメージを持ってもらえればと思います。」とのこと。録音は2024年5月25日本学ホールでセッションレコーディングの形式で行いました。収録は、本学サウンドメディア・コンポジションコースの学生が担当し、事後の編集、ミックスも担当しました。学生たちによって作り上げた、ラヴェルと武満の遥かなるノスタルジーな旅をぜひお楽しみください。

アートワークについて

このプログラムのタイトルにあるノスタルジーのように、日が沈んで暗くなった雨が降る空を見上げて、過去を懐かしむようなイメージを持って制作しました。過去を思い返して心が温かくなる心情を街灯のオレンジ色の灯りで表現しています。また、ローマ数字でノスタルジーさを強調するとともに、徐々に遠ざかっていくことで過去を思い返している様子を表現しました。

ヴィジュアルデザインコース3年:二村 麻里名


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