2023.10.20 Release  <NUAR2302>

スクリャービン:ピアノ協奏曲 作品20

ピアノ:東 祐輔(大学院2年)
名古屋芸術大学学生オーケストラ with 名古屋芸術大学フィルハーモニー管弦楽団
指揮:金丸 克己(名古屋芸術大学 非常勤講師)

⒈ 第1楽章 Allegro
⒉ 第2楽章 Andante
⒊ 第3楽章 Allegro moderato

ライブ収録:2023年1月31日 愛知県芸術劇場コンサートホール

レコーディング:サウンドメディア・コンポジションコース レコーディングチーム
ミックス,ドルビーアトモス制作:中村 颯汰,大角 琳,内田 千翔,加藤 夕稀,津村 早苗,日比 奏妙,コーネリア・ツォーラー
技術協力:Dolby Japan 株式会社
アートワーク:鈴木 雅也(ヴィジュアルデザインコース3年)



本作品は 96kHz/24bitのハイレゾ品質のステレオと、3D Audioフォーマットである、Dolby Atmos®️(ドルビーアトモス)で制作されています。Apple Musicでは設定によりロスレスオーディオやドルビーアトモスとして再生されます。qobuz(旧e-onkyo music)とmoraでは、96kHz/24bitのステレオの音声をダウンロードいただけます。

作品について

このアルバムは、2023年1月に愛知芸術劇場にて行われた、名古屋芸術大学の学生と名古屋芸術大学フィルハーモニー管弦楽団の合同オーケストラによるライブ録音である。ソリストは当時大学院に在籍していた東祐輔、指揮は金丸克己が務めた。
収録曲であるスクリャービンのピアノ協奏曲は、数あるピアノ協奏曲のレパートリーの中でも演奏頻度がきわめて稀な作品であるが、ショパンから受け継いだロマン派のスタイルに、スクリャービン特有の不安定かつ官能的な和声が魅力的である。感傷的な第1主題と優美な第2主題とのコントラストが印象的な第1楽章、弦合奏による天国的なテーマが美しく変奏されていく第2楽章、スラヴのリズムが躍動する第3楽章から構成される。

アートワークについて

ヴィジュアルデザインコース3年:鈴木 雅也

この音楽を聞いた時に感じたことは、1, 2, 3楽章と進むに連れて心が高揚したことでした。そこから心の揺れ動きを感じ、楽曲の情感を伝えられるように今回のアートワークを行いました。色が違うことで心の揺れ動きや感情の起伏を表現し、布を上に重ねる構成を使うことで、感情が移っていく繋がりの連続性を表現しました。
このカバーアートから楽曲の情感や美しさが伝われば幸いです。


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