2026.5.8 Release  <NUAR2501>

ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》

ピアノ:榊原 未来(プロフェッショナルアーティストコース3年)

⒈ プロムナード
⒉ 第1曲:小人
⒊ (プロムナード)
⒋ 第2曲:古い城
⒌ (プロムナード)
⒍ 第3曲:テュイルリーの庭
⒎ 第4曲:ビドロ(牛車)
⒏ (プロムナード)
⒐ 第5曲:卵の殻をつけたひなどりのバレエ
⒑ 第6曲:サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ(裕福なユダヤ人と貧乏なユダヤ人)
⒒ プロムナード
⒓ 第7曲:リモージュの市場(大ニュース)
⒔ 第8曲:カタコンブ(ローマ時代の墓)
⒕ 死者と共に死者の言葉を以て
⒖ 第9曲:鶏の足の上の小屋(バーバ・ヤーガ)
⒗ 第10曲: 古都キエフの大門

セッション・レコーディング:2025年10月4日 名古屋芸術大学 3号館ホール

ディレクター・レコーディングエンジニア : 安部 剛広(音楽総合コース3年)

深井 龍心(サウンドメディア・コンポジションコース3年)

マスタリング : 長江 和哉(名古屋芸術大学 教授)

アートワーク:竹内 智琉(ヴィジュアルデザインコース3年)



本作品は 48kHz/24bitのハイレゾ品質ステレオと、3D Audioフォーマットである、Dolby Atmos®️(ドルビーアトモス)で制作されています。Apple Musicでは設定によりロスレスオーディオやドルビーアトモスとして再生されます。qobuz(旧e-onkyo music)とmoraでは、48kHz/24bitのステレオの音声をダウンロードいただけます。

榊原 未来 Miku Sakakibara

愛知県立明和高等学校音楽科を経て、名古屋芸術大学プロフェッショナルアーティストコースに全額特待生として入学。2025年度前期は交換留学生としてドイツ・デトモルト音楽大学に在籍。なごや青少年ピアノコンクール プロフェッショナル部門および総合第2位、特別賞として名古屋市長賞を受賞。ショパンコンクール in Asia 全国大会金賞・アジア大会銀賞のほか、ブルクハルト国際音楽コンクール全国大会第2位、東京国際ピアノコンクール大学1年生部門最高位、京都国際音楽コンクール大学生・一般の部銀賞など、国内外の主要コンクールで評価を重ねる。2023〜2025年度 山田貞夫音楽財団奨学生。現在、川田健太郎、今野尚美の各氏に師事。

作品について

このアルバムは、榊原未来の2回目のセッションレコーディング音源で、ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》がプログラムされています。
榊原によると、「ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》は、絵画を鑑賞しながら歩く時間と、その中で静かに変化していく内面の感覚を音楽として描いた作品である。本作では、各曲を明確な情景描写として捉えるよりも、絵の前に立ったときにふと立ち現れる感情や記憶の揺らぎに耳を澄ませることを大切にした。プロムナードは「移動」ではなく、自分自身の内側へと視点が移ろっていく時間として捉え、響きの余韻や沈黙の中に生まれる感覚を丁寧に紡いでいる。聴き手それぞれの記憶や想像が重なり合い、ひとりひとり異なる展覧会が心の中に映し出されることを願っている。」とのことです。

アートワークについて

青みがかったグレーを基調に、「絵画に応えるように歩き回る鑑賞者の足元」をモチーフとして抽象的な展覧会のイメージを制作しました。特に静謐さや余白を含む空気感を大切にし、感覚を抽象化することを意識しました。繊細なタッチで感情の揺らぎや美しさを描き、細部を描き込みすぎない余白のバランスでそれを表しています。また、鉛筆は美術の中では光と影を捉える基本となる画材なので、楽曲の明るい曲調とその裏側にあるコントラストの要素を拾うために画材として選びました。このアートワークを通して、楽曲の持つ魅力がより深く鑑賞者に届くきっかけとなれば幸いです。

ヴィジュアルデザインコース3年:竹内 智琉



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