声優アクティングコース
 
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音楽芸術基礎研究
「声優」と「俳優」は、元々違う職業でありながら、「声優でありながら俳優」、つまり、アニメーションの仕事もして、
舞台にも立つ、という声優と俳優のボーダレス化が、今までにないほど進んでいます。この授業では、「声優」と「俳優」、両方の立場から学び、その演技の共通点、そして相違点を理解し、ボーダレスに活躍できる人材を育てます。

音楽表現実技T 
始めは、演技をするための身体訓練から行い、演技の基礎を学びます。そこから、俳優として必要な演技レッスンを経て、 徐々に、声優に特化した演技レッスンを行います。例えば、実際の漫画からシーンを取り出した物を台本とした演技レッスンや、朗読劇のレッスンなど、声優に必要な、マイク前に立って演技をする事を実践的に学びます。

音楽表現実技II(アニメアフレコ)  
実際のアニメ台本を用いて、アニメの絵に台詞をあてる、スタジオでのアフレコレッスンを学びます。現役の音響監督によるディレクションを受ける事で、アニメアフレコにおける演技のコツや、スタジオでのマイクテクニックなど、本番さながらのレッスンを経験し、実践的に学んでいきます。声優アクティングの基礎となる演習授業です。

声優アクティング表現実技I (外画アフレコ )
実際の外画台本を用いた、スタジオでのアフレコレッスンを学びます。現役の音響監督によるディレクションを受ける事で、外画アフレコにおける演技の技術や、スタジオでのマイクテクニックなど、本番さながらのレッスンを経験し、実践的に学んでいく事ができます。さらに、アニメアフレコと外画アフレコに求められる演技の違いも理解していきます。声優アクティングの基礎となる演習授業です。

声優アクティング表現実技II (卒業研究)
声優とアクティングを4年間学んだ総まとめとして、アニメアフレコ作品の制作と卒業公演の舞台の創作を行います。前期は、これまでに学んだことを発揮するため、オリジナル短編アニメ作品のアフレコを行い、DVDとして仕上げます。映像はデザイン領域学生が手がけ、録音はサウンドメディア・コンポジションコースの学生と共同で行います。後期は、「2.5次元ミュージカル」を創作し公演を行います。近年では、アニメの声を担当する声優が、そのまま舞台でも同じ役を演じる事が増えてきているので、「舞台にも立てる声優」を目指してこれらに取り組み、声と身体、両方で表現することを研究していきます。

合唱2(ヴォイストレーニング)
合唱つまり、声のアンサンブルを体験することで、声優になる上で、一番大切な「声」の基礎的な表現をトレーニングしていきます。この自分の声を鍛えていく事は、今後ずっと大きな課題となっていきます。この授業では、発声を基礎から学び、自分の「地声」を鍛え、洗練させていくと共に、声優には欠かせない「滑舌」の訓練にも力を入れ、自分の声としっかり向き合っていく事を目的とします。

ジャズダンスT〜 II
ジャズダンスの基本となるステップを修得するところからダンスレッスンはスタートします。リズムとビートに合わせて様々なステップを学びながら、アクセントの付け方、身体全体で音楽を感じ取り、表現するにはどうすればいいのかを重点的に学びます。そのことで、ダンスを踊る際に必要なリズム感を体得していきます。それと並行してストレッチ(準備運動)を徹底的に行い、ジャズダンスを踊る為の身体を作り上げていきます。

ナレーション1〜2(声優と声楽特殊研究1〜2)
声(ヴォイス)の魅力や多様性を自覚するとともに、表現者としてテクニックのみの修得に留まらないようにスキルアップしていきます。テレビ・ラジオで求められるナレーション表現と、舞台でのリーディングからアニメアフレコ、洋画の吹き替えやに求められるアクティングヴォイスにスポットを当て、それぞれの話し方の違いについて理解しながら学んでいきます。
 
アクティングT(殺陣(たて)・身体表現)
近年では、エンターテインメント性の高い舞台が増えており、「殺陣」や「アクション」の重要性が今までにないほど高まっています。特に「2.5次元ミュージカル」と呼ばれる、漫画やアニメなどの2次元を舞台化した作品においては、殆どと言ってよいほどアクションシーンが盛り込まれており、アクションのできる俳優が重宝がられています。この授業では、舞台で美しくみせる立ち方や所作から始まり、実際のアクションシーンを稽古しながら、実践的に「殺陣」や「アクション」を学び、身体パフォーマンス全般を身につけていきます。

演奏実習T〜 IV(ヴォーカルT〜 IV)
ポップス、ロック、ジャズなど、アニソン歌唱で必要となるヴォーカルテクニックや表現について学びます。歌うということは、自分の身体全体が楽器である事ということを理解し、正しい発声と発音のメカニズムを理解し「歌う」事の楽しさを表現しながら、「音」と「ことば」を伝える事です。具体的にはそれぞれの作品の全体像を理解し、どのような意図の下に作曲・編曲・作詞がなされたのかを考えながら、歌唱技術と表現が適切なのかを探りながら学んでいきます。

ショービジネス研究1
ショービジネスは、アメリカで誕生した新しいパフォーマンス・システムであり、それまでのクラシカルなシステムを根底から変えることによって、ショーの世界には大変革がもたらされてきました。ショーとビジネスというそれまでは正反対にあったものが結ばれることにより、巨額の資金が投入される一大市場が誕生しました。ここでは、世界のショービジネスの成功例を研究し、成功の秘訣を探り出し、実際の運用例を学びながら、ショービジネスというシステムがどのような貢献をしているのかを学んでいきます。

エンターテインメントディレクション特殊研究
ここには、エンターテインメントの「いま」を学ぶ授業が用意されている。授業は担当教員とエンターテインメントの世界で実際に活躍している特別講師の皆さんとの共同で行っていきます。音楽のあるステージの照明デザイナー、スーパー歌舞伎を創り上げた衣装デザイナーや特殊効果のスペシャリスト、ヒット・ミュージカルのプロデューサー、コンサートステージの映像クリエーターといった方たちを招き、どのようにしてヒット作を誕生させることが出来たのか、各スタッフはどのようなアイデアを考え出したのかを学んでいきます。




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